世界各国で誕生石は異なりますが、古来から「生まれ月が人の一生を支配する」と言い伝えられ、
また「宝石を身につけて魔除け1やおまじないに使う」ことも多く行われていました。
その2つが結びついて誕生石が生まれたとも言われています。
普通、誕生石は生まれた月の誕生石を常時身につけるという方法が一般的ですが、
その月々にその月の宝石を取り替えてつけるという方法も行われています。
宝石ことば
幸運・夫婦愛
宝石のメッセージ
視力の回復・裁判に勝つ

プロフィール
緑の代表石エメラルドは、新緑の季節に相応しく、ほとんどの国の5月の代表石で、その美しい緑は
「エメラルド・グリーン」という言葉を生んだほどです。エメラルドは古代に東方からヨーロッパに伝来しました。
サンスクリット語の「スマラカタ」が、緑石を含む緑石を指す「エメラルド」に変化したといわれています。
「エメラルドと人間に傷の無いものはない」とはよく言われる言葉ですが、一般に石れいと呼ばれる特有の内包物や、
細かい傷がほとんどのエメラルドに見られます。それは肉眼でもわかるほどですが、目障りだったり、美しさを損なうものは別として、
エメラルドが形作られるときに必然的に出来るもので、むしろ天然石であることの証拠ともいえるのです。
石れい-宝石の表面及び内部のキズの総称。たんなる傷ではなく、劈開(一定方向に沿って割れる結晶鉱物の特性)、
亀裂、ガス、液体包含物、空隙など、その宝石に含まれているものを全て指す。
ストーンパワー
伝説ではソロモン王が神から4つの方角を表した四種の宝石を授かり、これによって世の中を統治する力を得たといわれ、
その四種の宝石とは、ルビー・ラピスラズリ・トパーズ・エメラルドだったとされています。
また、昔ヒンズー教の高僧たちは完全なエメラルドはあらゆる種類の毒に対して効き目があり、人間の罪を清める石と信じていました。
妻が持つと憂鬱な心の状態を解き放ち、愛情を深めて貞節を尽くし、幸せになることが出来ます。
一方で、不定や不誠実を嫌い、壊れ易いというジンクスがあります。エメラルドが壊れたり紛失したら御用心。
ヴィーナスに捧げられたことから、女神の宿る金曜日に身に着けると、効果があるといわれています。
特に芸術的なことには、ひらめきを授かるとも・・・